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産直ECが、小学生を対象に夏休みの自由研究をサポートする新サービスを開始 食や環境問題への理解を深める内容で、元教師の生産者らが先生となりレクチャーを実施 「お茶の抗菌実験」や「野菜セットからゴミ問題を考える」など、食育につながる体験を提供
2021.07.07
  • リリース

全国の農家や漁師などの生産者と消費者をつなぐ国内最大級の産直アプリ「ポケットマルシェ」を運営する株式会社ポケットマルシェ(本社:岩手県花巻市、代表取締役:高橋 博之、以下「当社」)は、生産者が先生となり、小学生を対象に夏休みの自由研究をサポートするサービス「ポケマル自由研究サポート」を立ち上げました。本サービスは、食や一次産業、環境問題に関する子どもたちの理解を深め、関心を向上させることを目的としたものです。

 

サービスページ:https://poke-m.com/lp/summer-vacation

 

【背景】

小学生の夏休みの宿題として代表的なものに「自由研究」がありますが、小学生の子供を持つ保護者を対象とした調査では、「お子様の自由研究、親として何が最も不安ですか?」という問いに対し、半数の保護者が「子供が自分の力でやりきれるかどうか」、22.8%の保護者が「親がどういうサポートをしたらよいか」と回答しています。(注)

 

当社は、食に関して豊富な知識を持っている生産者と子どもたちを直接つなぐことで、自由研究の進め方に悩む家庭をサポートできるのではと考え、本サービスを立ち上げました。また、生産者から直接レクチャーを受けることで、参加した子どもたちが、食材の特徴を知るだけではなく、食や一次産業、環境問題への理解を深め、継続的に関心を寄せるようになることを期待しています。

 

注:2018年7月19日 一般社団法人日本能率協会「夏休み2018宿題・自由研究大作戦」の入場事前登録時のwebアンケートより

 

【サービス内容】

教師経験のある生産者を含む3名の生産者が、小学生を対象に夏休みの自由研究のサポートを行います。本サービスは、「生産者によるオンラインレクチャー」と、レクチャーで使用する食材がセットになったものです。ただ正解を教えるだけではなく、小学生が自身で食や一次産業について考えを深める機会を提供します。

 

◆ 概要

サービス名:ポケマル自由研究サポート

価格:3,000円(税込/食材送料別)

申し込み方法:下記のページより、ポケットマルシェ上で対象商品を注文

サービスページURL:https://poke-m.com/lp/summer-vacation

レクチャー方法:Zoomを使用(複数人への一斉実施を想定)

 

【サービス・生産者詳細】

お茶の力ってそんなにすごいの?自分の目で、お茶の「抗菌」効果を調べよう!

URL:https://poke-m.com/products/165240

レクチャーの概要:

・ヨーグルトを用いて、寒天培地を使ったお茶の抗菌実験をする

・1週間毎日観察してお茶の抗菌作用を調べる方法を説明する

・抗菌作用以外の健康効果についても説明する

レクチャー日程:

2021/7/21(水)19:00〜20:00予定

2021/8/8(日)13:30〜14:30予定

参加可能人数:各回30名程度

申し込み締切:各回3日前までを予定

生産者から配送するもの:煎茶50g、研究内容の説明書

利用者が事前準備するもの:

 寒天を流し込む容器4つ(蓋付きの小さめのタッパーや瓶など)、粉寒天もしくは粉ゼラチン、片栗粉、鍋、計量カップ、つまようじ、ヨーグルト(ブルーチーズでも代用可能)

生産者:京都府舞鶴市 藤尾暁子さん(https://poke-m.com/producers/323353

プロフィール:

京都府の北部の舞鶴の由良川の流れるすぐそばでお茶や野菜を生産しています。私が生まれ育った茶処宇治の気候に似ているため、茶の栽培にはとても適しています。もちろん、お米や野菜にとってもいい土地です。農業といえば野菜が思いつきやすいですが、日本茶についてこれをきっかけに興味を持ってもらえたら嬉しいです。

コメント:

私はお茶の産地でもある宇治で生まれ育ったこともあり、お茶が好きで、大学でお茶について学びました。今回学ぶ抗菌作用に加え、お茶にはさまざまな健康効果もあります。また、同じ畑から収穫したものでも時期が違うだけで全然異なる味わいになり、奥が深いもの。いろいろなお茶の種類も楽しんでみてくださいね!

 

同じ「豆」なのに、地上と地中、育つ環境が違うのはなぜ?元理科の先生と学ぶ、植物の成り立ちのふしぎ!

URL:https://poke-m.com/products/166445

レクチャーの概要:

・スライドや実物の観察を用いて、落花生と枝豆の生態についての説明を行う

・豆科植物の生態や観察結果を通して、日本の農業の在り方や、土壌環境や生態系との向き合い方を一緒に考える

レクチャー日程:

2021/8/7(土)10:00〜11:30、14:00〜15:30予定

2021/8/8(日)10:00〜11:30、14:00〜15:30予定

2021/8/9(月)10:00〜11:30、14:00〜15:30予定

参加可能人数:各回5名程度

申し込み締切:各回3日前までを予定

生産者から配送するもの:落花生、枝豆1株ずつ(どちらも葉、根付き)、研究内容の説明書、落花生のレシピ

利用者が事前準備するもの:

 必須:筆記用具、メモ帳、新聞紙

 あるとよいもの:ルーペ、スマホやカメラ

生産者:千葉県白里市 梅津裕一さん(https://poke-m.com/producers/242416

プロフィール:

理科教員の経験を経て、今は千葉県のあんばい農園で農薬や化成肥料、堆肥を一切使用せずに、「自然環境と人に優しい」作物を生産しています。あんばい農園では「学べる農業体験」も開催。元理科教員なので楽しく学んでもらうことをモットーに活動しています。今回の自由研究を通じて、みなさんに日本の農業についても知ってもらえたら嬉しいです。おいしく、楽しみながら学びましょう!

コメント:

落花生が土の中で育つことはあまり知られていないですよね。また枝豆は若い大豆だということも。理科の楽しいところは、「知らなかったこと知る」という発見の部分にあります。お豆の観察を通して、一緒に理科の楽しい部分を学びましょう!そしてお友達にも是非教えてあげてほしいです!

 

うちのゴミ事情が、世界の課題にもつながってる?30カ国を見てきた先生と、家庭の、日本の、世界のゴミ問題を考えよう!

URL:https://poke-m.com/products/166587

レクチャーの概要:

・スモーキーマウンテン等の映像や他資料を投影しながら、野菜から考えるゴミ問題を提起する

・なぜ目の前の野菜セットがゴミ問題の解決につながるかを説明する

・家庭から始められることを参加者の方々と一緒に考える

レクチャー日程:2021/8/1(日)13:00〜14:00予定

参加可能人数:30名程度

申し込み締切:3日前までを予定

生産者から配送するもの:鴨さんの脱プラ野菜セット

利用者が事前準備するもの:

 必須:筆記用具、事前配布のテキスト

 あるとよいもの:電卓

生産者:東京都三鷹市 鴨志田純さん(https://poke-m.com/producers/4384

プロフィール:

東京都三鷹市、鴨志田農園6代目として野菜栽培を行っています。2018年までは、数学教師と農家の二足のわらじを履いていました。大学卒業後、自転車日本縦断、地球一周など多くの国を訪問し、肌で感じた社会問題を「日常の生活の中でどうやって解決するか」を考えてきました。この機会にみなさんと一緒に学び、話し合い、コツコツやれば世界を変えられる!ということを分かち合いたいです。

コメント:

ゴミ問題、というと、大きな問題すぎて難しい、と感じるかもしれませんね。けれど、みなさんの家庭でのちょっとした選択が「世の中を変えていく一歩」になる、ということをぜひ知ってもらいたいと思いました。プラスチック梱包しない、プラスチック資材を極力使用しない方法で栽培した私の野菜と一緒に、いろいろ考え、話し合っていきましょう!

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